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第 17 回地域間インタークラウドワークショップ

日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第 163 委員会 (ITRC) 地域間インタークラウド分科会 (RICC) では、第 17 回インタークラウドワークショップを以下の通り開催します。本ワークショップは Cloud Week 2021 @ 北海道大学 (2021/9/2 (木) 〜 3 (金)) の一部として開催されます。

イベント詳細

日時

2020年12月31日
00時00分 から 00時00分 まで

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日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第 163 委員会 (ITRC) 地域間インタークラウド分科会 (RICC) では、第 17 回インタークラウドワークショップを以下の通り開催します。本ワークショップは Cloud Week 2021 @ 北海道大学 (2021/9/2 (木) 〜 3 (金)) の一部として開催されます。

開催概要

  • 日時: 2021 年 9 月 3 日 (金)
  • 会場: 北海道大学情報基盤センター北館 (オフライン会場 (予定)) + オンラインのハイブリッド開催
  • 費用: 無料
  • 主催: 日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第 163 委員会地域間インタークラウド分科会
  • 共催: Cloud Week 2021@Hokkaido University
  • 後援: 北海道大学情報基盤センターほか
  • 問合せ先: 地域間インタークラウド分科会事務局 (sec[at-mark]ricc.itrc.net)

プログラム

13:30-14:30 招待講演セッション

  • タイトル: LINEによるSRv6の挑戦に関して
    発表者 城倉弘樹 (LINE株式会社)
    概要: LINEは2019年にSRv6を初めて商用環境に導入し, それと同時に長期的な改善プロジェクトも並行して進めてきました. それはデータプレーンの機能や性能の改善からBGPを用いたコントロールプレーンの開発, そしてSRv6を活用したデータセンターネットワークアーキテクチャの検討です. これらの仕事は単なる社内の取り組みとして推進するには力不足であり外部の多くの組織と連携し, Linux kernelやFRRoutingなどに多数のコード貢献も行いました. このセッションではLINEによるSRv6に関わる挑戦を技術的な内容だけでなく, それの何が楽しいか, どのようにワクワクするかといった感情的な内容も含めて紹介します.

14:45-15:45 一般セッション

  • タイトル: IoTエージェントプラットフォームを応用した情報流通基盤の設計
    発表者: 中川郁夫 (大阪大学), 下條真司 (大阪大学)
    概要: IoTエージェントプラットフォームモデルを応用した情報流通基盤の設計について紹介する。同アーキテクチャは、IoTで収集・蓄積されるデータを対象とする独自のPDS (Personal Data Store)を核として、IoTエージェントモデルの応用による、透過的・秘匿分散型の情報流通を可能にすることを特徴とする。
  • タイトル: Distcloud Update 2021Q3
    発表者: 柏崎礼生 (NII)
    概要: 国内外の研究者らが計算機資源とネットワーク資源を持ち寄って構成されるボランティアベースの広域分散プラットフォーム「Distcloud」が始まったのが2011年11月なので、まる10年が経過しました。今年はさらに面白い展開を見せて現在各種研究開発提案を行っている最中ですが、提案中のプロジェクトも含めて最近のアップデートについてお話します。

16:00-17:00 LTセッション

Distcloudの参加者らによるWorks In Progressな発表ネタを1人15分程度でざっくばらんにLTしていく予定です。

  • タイトル: FAシステムを近代化するためにすでにあるもの足りてないもの
    発表者: 菊池豊 (高知工科大学)
    概要: FAワールドとIoTワールドとを融合する研究を続けてきています。融合する上で、もうすでに経験済みなことや現在進行系で実施していることで使えるのに気がついてない話、実はすっぽり抜けててそこを補わないことには先に進まない話、があります。それらをつらつらと眺めて今後の方向性を考えていくトークをしたいと思います。