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第 2 回地域間インタークラウドワークショップ

イベント詳細

日時

2013年05月07日
13時00分 から 19時30分 まで

場所

金沢大学 総合メディア基盤センター プレゼンテーション室

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日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第 163 委員会 (ITRC) 地域間インタークラウド分科会 (RICC) では、第 2 回インタークラウドワークショップを以下の通り開催します。

開催概要

  • 日  時:2013 年 5 月 7 日 (火) 13:00〜18:00
  • 会  場:金沢大学 総合メディア基盤センター プレゼンテーション室 (アクセスマップ: http://www.imc.kanazawa-u.ac.jp/access)
  • 費  用:無料 (懇親会は別途料金が必要です)
  • 申  込:事前申し込みは終了しました。当日会場までお越し下さい。
  • 主  催:日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第 163 委員会地域間インタークラウド分科会
  • 後  援:金沢大学
  • 問合せ先:地域間インタークラウド分科会事務局 (sec[at-mark]ricc.itrc.net)

本ワークショップでは,特に下記に関する発表を募集しております。

  • 広域/長距離ライブマイグレーションに関する技術
  • 広域分散ストレージアーキテクチャ
  • SDNを用いたTE(Traffic Engeneering)技術
  • 広域分散データベース
  • クラウド運用技術

本ワークショップは、現在進行中のプロジェクトや研究に関する発表や萌芽的なアイデアについて参加者と議論し、共有することを目的としています。
ぜひ積極的なお申し込みをお待ちしております。

プログラム

12:30 〜 開場
13:00 〜 14:30

セッション1 インタークラウドに関する取り組み

  • インタークラウドにおける仮想インフラ構築システム / 高野了成, 中田秀基, 竹房あつ子, 柳田誠也, 工藤知宏 (産業技術総合研究所)
    • 発表内容 インタークラウド環境において、IaaS事業者に対して、計算機、ネットワーク、ストレージ資源を提供するHaaSサービスモデルおよびHaaS資源管理システムIris (Inter-cloud Resource Integration System)を提案する。本システムを用いることで、Apache CloudStack で管理されたIaaSシステムに変更を加えることなく、HaaSの資源を透過的に提供できることを示す。
  • SDN技術を用いたインタークラウド環境における分散計算効率化に関する研究 / 市川昊平 (奈良先端科学技術大学院大学),伊達進 (大阪大学),阿部洋丈 (筑波大学),渡場康弘 (大阪大学),下條真司 (大阪大学)
    • 発表内容 インタークラウド環境における分散計算では、拠点間を結ぶ広域ネットワークのパフォーマンスに処理速度が大きく依存する。本発表はSoftware-Defined Network技術を応用し、広域ネットワークのトポロジや各拠点間リンクの通信性能を基に、実行する分散計算アプリケーションの特性に応じた経路制御を行う仮想ネットワーク制御技術に関して報告する。
14:30 〜 14:45 休憩
14:45 〜 16:15

セッション2 広域分散ストレージに関する取り組み

  • POSIX file system on the top of object storage / 中川郁夫 (インテック)
    • 発表内容 近年、多数のオブジェクトストレージが実用化されている。オブジェクトストレージはシンプルで使いやすいことを特徴とするが、既存のアプリケーションやファイルへの頻繁な読み書き(更新)を必要とする仮想OSやデータベースなどから利用するには適していない。本発表ではオブジェクトストレージを用いて、ランダムアクセスが可能なファイルAPIを有するPOSIX準拠のファイルシステムを実現するためのアーキテクチャについて提案する。
  • 広域分散ストレージを利用したライブマイグレーション評価 / 北口善明 (金沢大学)
    • 発表内容 ITRCの地域間インタークラウド分科会(RICC)にて実証実験を進めている広域分散ストレージを利用し、遠隔地への仮想マシンのライブマイグレーション評価を実施している。評価実験の構成および評価手法に関して紹介し、今後の評価に向けた議論を行う。
    16:15 〜 16:30 休憩
    16:30 〜 17:30

    セッション3 広域分散環境におけるライブマイグレーション技術

    • チェア:柏崎礼生(大阪大学)
      • 内容 広域分散環境で仮想化基盤・クラウドコンピューティング基盤を構築 した場合、ライブマイグレーション後の接続性が問題となり、これを解決する様々な手法が提案されている。これらについて列挙、整理する。
      • パネラー
        • 北口善明(金沢大学)
        • 中川郁夫(インテック)
        • 近堂徹(広島大学)
        18:00 〜 懇親会(予定)