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第 15 回地域間インタークラウドワークショップ

第 15 回地域間インタークラウドワークショップは 2019 年 9 月 4 日 (水) に開催されます。9 月 2 日から 4 日まで北海道大学で開催される CloudWeek 2019 との共催です。

イベント詳細

日時

2019年09月04日
13時00分 から 16時00分 まで

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日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第 163 委員会 (ITRC) 地域間インタークラウド分科会 (RICC) は、第 15 回インタークラウドワークショップを以下の通り開催します。本ワークショップは CloudWeek2019@Hokkaido University (9/2 (月) 〜 4 (水)) の一部として開催されます。

開催概要

  • 日時: 2019 年 9 月 4 日 (水)
  • 会場: 北海道大学学術交流会館
  • 費用: 無料
  • 発表申込: 発表申込みは締め切りました。
  • 参加申込み: CloudWeek2019@Hokkaido University 参加申し込み窓口 のページの案内に沿って参加申込みをお願いいたします。
  • 主催: 日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第 163 委員会地域間インタークラウド分科会
  • 共催: CloudWeek2019@Hokkaido University
  • 後援: 北海道大学情報基盤センターほか
  • 問合せ先: 地域間インタークラウド分科会事務局 (sec[at-mark]ricc.itrc.net)

プログラム

13:00 ~ 14:00
  • [招待講演] 首藤 一幸 (東京工業大学): ブロックチェーン「ネットワーク」の研究」
    発表内容: (パブリック) ブロックチェーンはインターネット上の非集中分散システムであり、その代表である Bitcoin は 1 万に近いノードが支えている。分散システムという側面から進めているブロックチェーン研究や、その基盤として開発したシミュレータ SimBlock を紹介する。
    14:00 ~ 14:15 休憩
    14:15 ~ 15:45
    • 一般講演セッション
      • 中川 郁夫(株式会社インテック/大阪大学): Secure IoT Agent Platform のビジネス応用に関する考察
        発表内容: Secure IoT Agent Platform は、IoTデバイスが有する本来の物理的な機能と、IoTとしての通信機能を論理的に分離し、通信やデータ処理に関する機能をクラウドプラットフォーム上で実装することで、IoT機能を、プラットフォーム上でセキュアに運用するための仕組みを提供する。本発泡では、同プラットフォームを応用して、ビジネスの現場で活用するためのアイディアを提案するとともに、その有効性と課題について検討する。
      • 北口 善明 (東京工業大学): 利用者環境視点によるネットワーク品質計測手法と今後の展望
        発表内容: ネットワーク接続環境が多様な回線種別および複数のプロトコル利用のため複雑な環境となっており、ネットワーク障害発生時における原因特定が難しく復旧に多くの時間が必要となる可能性がある。我々は、利用者環境からネットワーク通信品質状態を評価する手法に取り組んでおり、これまでに実現した定量的な評価手法を紹介しつつ、今後取り組む予定の障害点自動評価システムについて述べる。
      • 柏崎 礼生 (国立情報学研究所): 山岳地域における持続可能性のあるインターネット接続性の試行
        発表内容: ここ 10 年、登山ブームと呼ばれるものも一段落ついて登山人口はゆるやかに減少しているが、一方で山岳地域での遭難者は増大している。山岳地域に IP 網を敷設することは運用、持続性、セキュリティの観点から困難さが指摘される。本発表ではこの困難さに挑戦し、山岳地域のレジャーや林業 IoT をより活発化させる取り組みについて述べる。