現在位置: ホーム / イベント / RIXX workshop 2024

RIXX workshop 2024

産学協力研究コンソーシアムインターネット技術研究会 (ITRC) の分科会である地域間インターほにゃらら分科会 (RIXX) は、RIXX workshop 2024を以下の通り開催します。本ワークショップは Cloud Week 2024 @ 北海道大学 (2023/9/11 (水) 〜 13 (金)) の一部として開催されます。

イベント詳細

日時

2020年12月31日
00時00分 から 00時00分 まで

カレンダーに追加

産学協力研究コンソーシアムインターネット技術研究会 (ITRC) の分科会である Regional Inter-Everything(XX): RIXX 分科会は、英語略称だけ先行して決められ、その日本語名称が決まらないまま 2 年半が経過しようとしておりますが、日本語名称の決定を放棄しています。それはともかく RIXX workshop 2024 を以下の通り開催します。

本ワークショップは Cloud Week 2024 @ 北海道大学 (2024/9/11 (水) 〜 13 (金)) の一部として開催されます。

開催概要

  • 日時: 2024 年 9 月 11 日 (水)
  • 会場: 北海道大学学術交流会館 (オフライン会場 (予定)) + オンラインのハイブリッド開催
  • 費用: 無料
  • 主催:
  • 共催:
  • 参加申込み

    オンライン・オフライン参加ともに Cloud Week 2024 @ Hokkaido University のページから参加登録をお願いいたします。

    プログラム

    Distcloud update (13:00-13:15)

    • Distcloud update 2024 Q2-Q3: 柏崎礼生 (近畿大学)
      概要: RIXX workshopへ初めて参加される方向けに、RIXX とは何か、Distcloud とは何かについてのブリーフィングを行う毎回恒例の枠ですが、一般セッションで小川先生にお話していただく kotatsu-neko プロジェクトなど、活動の活発化とともにじわじわとまた参加組織を増やしています。そもそも Distcloud にどうやったら参加することができるのかについてのお話など交えつつご紹介します。

    招待講演 (13:15-14:00)

    • 「IOWN」始動: 林雅之 (NTTコミュニケーションズ株式会社)
      概要: 社会・産業のデジタル化と生成AIの普及などにより、データは爆発的に増加し、通信量や消費電力などの面で限界が迫っています。これらの限界を突破し、社会変革を促す次世代情報通信基盤「IOWN®」について、構想から実装に向けた研究開発や実証事例、サービス展開、IOWN Global Forumの取組、今後のロードマップ等についてお話をします。

    休憩 (14:00-14:15)

    biyooon.ex showcase (14:15-15:45)

    • いまさら聞けないSRv6 MUP入門: 松嶋聡 (ソフトバンク株式会社)
      概要: 低遅延、End-to-End Slicing, MECなど、5Gで期待されていたことの実現に、SRv6 MUPがどのように役立つのか、説明する。
    • 5G商用ネットワークのSRv6 MUPトライアル環境における資源透過型プラットフォームGiocciの実証: 大崎充博、西内一馬 (株式会社シティネット)、菊池豊 (高知工科大学)
      概要: あらゆる場所にある計算資源を透過的に扱う事が可能な「資源透過型プラットフォームGiocci」を開発し、商用5Gネットワーク環境における実践的なMECの利用について、構成例を交えアプリケーション例とMEC利用のための勘所を共有します。
    • 5G 商用ネットワークの SRv6 MUP トライアル環境における広域分散通信ミドルウェア Zenohex の実証的検証: 高瀬英希, 伊藤慧弥, 細合晋太郎 (東京大学)
      概要: Zenohは「とにかくかるい」「なんでもつかえる」「いろいろつながる」「よしなにしゃべれる」広域分散システム向けの通信プロトコルであり,我々はこの Elixir API ライブラリである Zenohex の研究開発を進めている.今回は,5G 商用ネットワークの SRv6 MUP トライアル環境において Zenohex の有用性を評価するためのアプリケーションを整備した.本発表では,Zenohexの構造や利点を解説し,本アプリケーションの設計と動作例を共有する.
    • 5G 商用ネットワークの SRv6 MUP トライアル環境における Zenohex 及び Giocci の定量的評価: 伊藤慧弥 (東京大学)
      概要: 広域分散向けの通信ミドルウェアであるZenohのElixir用のAPIライブラリであるZenohexと資源透過型計算資源プラットフォームであるGiocciを、商用5Gネットワーク環境で動作させた際に得られたデータと、その統計的結果についての考察を共有します。
    • 移動体通信網での分散処理技術が目指すもの: 菊池豊 (高知工科大学), 高瀬英希 (東京大学), 松嶋聡 (ソフトバンク株式会社)
      概要: 我々は分散処理技術を移動体通信網上に実現しようとしている。これは高機能・高性能な分散処理システムアーキテクチャであるだけでなく、読解性・透明性を高めることにより拡張性や保守性も高めることを狙っている。この発表ではこのアーキテクチャのコンセプトの源を明らかにし、どのような応用を目指しているのかを明らかにする。

    休憩 (15:45-16:00)

    一般セッション (16:00-17:30)

    • 衛星コンステレーション研究プロジェクト(kotatsu_neko)について: 小川康一 (群馬大学)
      概要: 我々は、今年度より衛星コンスタレーションサービスを利用した防災・減災対応技術に関する研究プロジェクト「kotatsu_neko」を開始している。本プロジェクトでは、地理的に分散した複数の衛星コンステレーションを利用者視点で計測・監視を行い、その結果を収集・解析することにより内部構造を明らかにする。さらに、通信品質の向上や運用管理技術、防災・減災対応技術の開発を目指している。発表では、本プロジェクトの目的、意義、進捗、今後の計画について報告する。
    • 衛星コンステレーションサービスによる森林でのインターネット接続の提供の検討: 大森幹之 (鳥取大学)
      概要: 従前通信網は人が住んでいる地域を中心に整備されてきた.そのため,森林ではインターネット環境がないことがあり,特に緊急時に連絡できないといった問題があった.そこで,衛星コンストレーションサービスにより,森林でのインターネット接続の提供を検討した.本発表では,鳥取大学農学部教育研究林蒜山の森でのインターネット接続実験について報告する.
    • データセンターの分散志向と超個体データセンター構想の進捗状況: 菊地俊介 (さくらインターネット株式会社)
      概要: さくらインターネット研究所では、長期的にデータセンターが発電好適地に分散していく想定のもと、各データセンターを自律分散的なシステムとして扱う超個体データセンター構想を掲げ、検討を進めている。各データセンターをマルチエージェントシステムとしてモデル化し、電力余力のあるデータセンターにタスクを自律・協調的に配分する動作について検討している。本発表ではこの検討状況について共有する。

    クロージング (17:30-17:45)