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RICC-PIoT workshop 2020

RICC-PIoT workshop 2019 は 2020 年 2 月 27〜28 日に開催されます。

イベント詳細

日時

2020年02月27日 12時00分 から
2020年02月28日 22時00分

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日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第 163 委員会 (ITRC) 地域間インタークラウド分科会 (RICC) は、ITRC PIoT 分科会と合同でワークショップを開催します。本ワークショップは実践的なハンズオンや萌芽的なアイデアに関する議論を通して、知見を共有することを目的としています。皆様の積極的なお申し込みをお待ちしております。

開催概要

  • 日時: 2020 年 2 月 27 日 (木) 〜 28 日 (金)
    • 27 日 13:00 〜 17:00 PIoT ワークショップ (1)
    • 28 日 10:00 〜 12:30 PIoT ワークショップ (2)
    • 28 日 13:30 〜 16:30 RICC ワークショップ
  • 会場: 沖縄産業支援センター (沖縄県那覇市) アクセスマップ
  • 費用: 無料
  • Google Form から発表申込みをお願いいたします。Google Form にアクセスできない環境の方は、下記問合わせ先のメールアドレス宛に発表者名、ご所属、メールアドレス、発表タイトル、発表概要 (200字程度で)、キーワード (複数可) をメールして下さい。
  • 発表〆切: 2020 年 1 月 31 日 (金)
  • 主催: 日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第 163 委員会地域間インタークラウド分科会
  • 問合せ先: sec[at-mark]ricc.itrc.net

プログラム [暫定版]

2 月 27 日 (木)

  • 13:00 - 16:00 ワークショップ
    • 福井 浩貴 (京都産業大) : OpenTracing ハンズオン 〜分散 MQTT Broker(PIQT)をOpenTracing に対応させてみたので,みんなで体験してみましょう!〜
      概要: クラウド上で提供されるサービスのスケーラビリティやコンポーネントの再利用性を高めるためにマイクロサービス化が進められている.マイクロサービス化が進むと個別コンポーネントの監視も含め,サービス監視も分散システム化が求められる.発表者らはサービスメッシュでのコンポーネント間接続に利用可能な分散 MQTT Broker (PIQT) に対して OpenTracing に準拠した分散トレーシング機構を組み込み,その機能を活用して性能分析や実装改良などに取り組んでいる.実装したシステムの参加者の皆様に体験いただくことで,OpenTracing の活用方法や課題について議論したいと考えている.
  • 16:00 - 16:15 休憩
  • 16:15 - 17:45 一般講演
    • 秋山 豊和 (京都産業大) : ランニング PLR データ共有促進のためのアクセス制御機能を備えた Personal Data Store (PDS) の設計
      概要:本研究では,これまでにランニング中に装着したイヤフォンから聞こえる足音と息使いの拡張現実 (AR) 技術により,適度な負荷と安全性を考慮して抽出された他者または過去の自分自身の記録 (ゴースト) により娯楽性・継続性を高めたランニングが可能な,ランニング支援システムの開発に取り組んできた.一方で,ランニングの記録はオフラインで許諾を取得し,共有することを想定しており,データ共有やデータの利活用促進の観点で課題があった.そこで,大阪大学ライフデザイン・イノベーション拠点が開発している PLR 基盤がもつアクセスポリシーを反映し,また,研究グループごとに異なるデータ管理要求に対応可能な Personal Data Store (PDS) の実現を目指す.
    • 菊池 豊 (高知工科大) : Elixir ベースのシステムとコミュニティで産業制御を令和化する
      概要: 産業制御用のコンピュータシステムは近年の IoT 技術から見ると古典的であり、またエンジニアコミュニティもごく少ない。これは、インターネットを用いた機能性や開発効率さらにエンジニア教育などで多くの困難を引き起こすと考えている。我々は関数型言語 Elixir を用いて従来の産業制御を代替する技術を開発し、またコミュニティの活性化を通じてエコシステムを構築する試みを行っている。今回は一昨年から行っている活動の中間報告をする。

2 月 28 日 (金)

  • 10:00 - 12:00 一般講演
    • 北口 善明 (東京工業大) : WADCI を活用したデータ収集基盤とは異なる検証実験
      概要:SINETで利用可能な広域データ収集基盤:WADCIは、センサーデバイス等からの情報収集基盤としての活用を想定したものではあるが、その利用が限られたものではない。本発表では、WADCIをネットワーク運用へのモバイルネットワーク活用の可能性やモバイルネットワークの品質評価検討への活用事例を報告する。
    • 近堂 徹 (広島大) : SINET 広域データ収集基盤の活用と今後の展望
      概要:本発表では,国立情報学研究所が提供しているSINET広域データ収集基盤を活用したアプリケーション事例について紹介し,この利用を通じて感じた可能性と今後の展望について議論する。
    • 柏崎 礼生 (NII) : 広域かつ多様性あるハッカソンを通じたセキュリティ人材の育成に関する私見 (2年目/3年目)
      概要: NICT による人材育成事業「SecHack365」は2020年度で4期目の募集をかけることとなる。日本全国から集められた25歳以下の若手を対象とし、1年間という長い期間でハッカソンを行う事業を、いちコースマスターという立場で2年間携わった立場から考察し、広域に分散したハッカソンの意義とRICCの今後の展望について述べる。
  • 12:00 - 13:00 昼食
  • 13:00 - 19:00 宜野座村 IT オペレーションパーク見学
  • 19:30 - 21:30
    • 関係者会議