現在位置: ホーム / イベント / 第 3 回地域間インタークラウドワークショップ

第 3 回地域間インタークラウドワークショップ

イベント詳細

日時

2013年09月05日
13時00分 から 16時30分 まで

場所

北海道大学 学術交流会館

カレンダーに追加

日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第 163 委員会 (ITRC) 地域間インタークラウド分科会 (RICC) では、第 3 回インタークラウドワークショップを以下の通り開催します。

開催概要

本ワークショップでは,特に下記に関する発表を募集しております。

  • 広域/長距離ライブマイグレーションに関する技術
  • 広域分散ストレージアーキテクチャ
  • SDNを用いたTE(Traffic Engeneering)技術
  • 広域分散データベース
  • クラウド運用技術
  • その他クラウドに関係しそうなあれこれ

本ワークショップは、現在進行中のプロジェクトや研究に関する発表や萌芽的なアイデアについて参加者と議論し、共有することを目的としています。
ぜひ積極的なお申し込みをお待ちしております。

プログラム

10:00 〜 14:30 アカデミッククラウドシンポジウム2013(併催シンポジウム)
14:45 〜 16:15

セッション1

  • VyattaによるマルチパスVPN接続手法 / 松本直人(さくらインターネット研究所)
    • 発表内容 昨今、様々なクラウド環境に導入されている仮想ルータとして動作するVyattaを用いたマルチパスVPN接続手法について、L2TP、OpenVPN、STP、RSTPを組み合わせた実例と実験結果の情報共有を行う。
  • IaaS基盤としても利用できるHPCクラスタシステムの構築 / 土屋雅稔(豊橋技術科学大学)
    • 発表内容 豊橋技術科学大学では、従来型の HPC アプリケーションに限らず、Hadoop などの様々なアプリケーションを実行できるHPCクラスタシステムを目指して、IaaS基盤としても利用できるHPCクラスタシステムを構築した。
      本発表では、その結果について報告する。
  • NICTサイエンスクラウドの取り組みについて / 渡邉英伸(情報通信研究機構)
    • 発表内容 これまで科学研究手法は、実験科学(第1 の柱)、理論科学( 第2 の柱)、計算科学(第3 の柱)として発展してきたが、近年データ指向型科学(第4 の柱)が提唱され、科学研究ための新たなインフラストラクチャが求められている。NICTは、データ指向型科学のインフラストラクチャとして科学研究専用のクラウドシステム(NICTサイエンスクラウド)を構築している。
      本発表では、NICTサイエンスクラウドの取り組みを紹介する。
16:15 〜 16:30 休憩
16:30 〜 18:00

セッション2

  • 広域分散ストレージを実現するアーキテクチャ / 中川郁夫 (インテック)
    • 発表内容 現在、大学間連携による広域分散ストレージの構築・実証実験が進んでいる。本発表では、広域分散環境でPOSIX準拠のファイルシステムを実現するためのアーキテクチャについて提案する。
  • 広域分散ストレージを利用した長距離ライブマイグレーションの報告 / 北口善明 (金沢大学)
    • 発表内容 我々は複数の大学および研究機関を接続して広域分散ストレージによる広域クラウド実証実験環境を構築している。この環境を利用し、金沢大学と広島大学間で長距離ライブマイグレーションの評価実験を実施した。この評価実験にて得られた知見などを報告する。