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RICC - NII ワークショップ

地域間インタークラウド分科会 (ITRC RICC) と国立情報学研究所 (NII) は 2013 年 9 月から共同研究を推進することとなりました。本ワークショップは本共同研究に関する第 1 回のワークショップとなります。

イベント詳細

日時

2013年11月25日
13時00分 から 18時00分 まで

場所

国立情報学研究所 20階 講義室1,2

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日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第 163 委員会 (ITRC) 地域間インタークラウド分科会 (RICC) と国立情報学研究所 (NII) は 2013 年 9 月から共同研究を推進することとなりました。本ワークショップは本共同研究に関する第 1 回目のワークショップとなります。

開催概要

  • 日  時:2013 年 11 月 25 日 (月) 13:00〜18:00
  • 会  場:国立情報学研究所 20階 講義室 1,2 (アクセスマップ: http://www.nii.ac.jp/about/access/)
  • 費  用:無料 (懇親会は別途料金が必要です)
  • 申  込:参加申し込みはこちらから。
  • 主  催:日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第 163 委員会地域間インタークラウド分科会
  • 後  援:国立情報学研究所
  • 問合せ先:地域間インタークラウド分科会事務局 (sec[at-mark]ricc.itrc.net)

 

プログラム
 

時 刻 セッション内容
13:00 〜 14:30

セッション 1

  • 広域分散ストレージを実現するアーキテクチャ / 中川郁夫 (株式会社インテック/大阪大学)
    • 発表内容: 現在、複数大学が連携して広域分散データ基盤を実現するための技術研究を進めている。同データ基盤では、地理的に離れた場所でDR/BCPを考慮した、広域分散型のストレージ空間を実現している。本ストレージは、広域分散環境で信頼性の高いストレージを実現すると共に、スケールアウトかつPOSIX準拠のファイルシステムを構築することにより、広域分散環境で仮想OSのライブマイグレーションを可能にしている。本発表では広域分散環境ストレージのアーキテクチャについて紹介し、実証実験の状況について報告する。
  • SC13における広域分散ストレージ実証実験報告 / 市川昊平 (奈良先端科学技術大学院大学)
    • 発表内容: 本発表では,現在構築を進めている広域分散データ基盤に関して,米国で開催されるスーパーコンピュータカンファレンス2013 (SC13) にて報告する展示及びデモンストレーション内容に関して紹介する.SINET4回線に加え,太平洋をまたぐJGN-X回線を用いた高遅延環境下での分散ストレージの評価に関しても報告する.
14:45 〜 16:15

招待講演

  • スケールアウト NAS、Amage のアーキテクチャ / 荒井康宏 (一般社団法人クラウド利用促進機構 (CUPA))
    • 発表内容: スケールアウト NAS、Amage は、サービスを停止することなく容量 (サーバー) の追加が可能という拡張性、一部のサーバーに障害が発生しても継続した運用が可能である可用性やインライン重複排除等の機能が搭載されている。今回はそのアーキテクチャ解説と共に OpenStack + Amage の連携デモンストレーションも紹介する。
16:30 〜 18:00

セッション 2

  • SINET4直結商用クラウドサービスについて / 阿部俊二 (国立情報学研究所)
    • 発表内容: SINET4で進めている直接接続商用クラウドサービスとその事例紹介を致します。
  • 国立情報学研究所におけるオープンクラウドの開発と運用事例 / 横山重俊 (国立情報学研究所)
    • 発表内容: オープンクラウド上での教育と研究という観点から,国立情報学研究所の教育クラウド (edubase Cloud) と研究クラウド (gunnii) での事例を中心に,そこでの OpenStack の使われ方を紹介する.さらに、OpenStack コミュニティプロジェクト dodai と colony を説明する.インタークラウド環境構築のため,dodai はオンデマンドで IaaS や PaaS を構成を可能にし,colony は広域分散オブジェクトストレージを実現する.